はい!今回は運転知識の中で、速度の安定についてです!
「…速度の安定って一体何をすれば?」「アクセル維持するだけだから簡単じゃない?」と思わえるかもしれません。
しかし実際の道路は平坦な道路がずっと続くわけではありません。傾斜や起伏、カーブしていたり道路の劣化で地面が歪んでいることもあります。
そんな道路で安定して速度を保つには集中力が必要です。

運転中ずっと速度気にしてたら疲れちゃうよ
僕も免許取りたてのときはこんな風に思ってました。
今では速度メーターを頻繁に見なくても体感でわかるようになったのでそのコツをご紹介します!
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なぜ速度を安定させるといいのか
- 車間をキープして安全な運転をすることができる
- 同乗者に安心感を与えられる
- 車酔いの軽減
- 事故のリスクが減る



安全な運転をするには車間のキープがとーっても大事!
その為に速度を安定できるようになろう!
一般道でも高速道路でも速度が不安定だと前後の車も走行しづらくなり、事故のリスクが高まります。
特に長い時間走り続ける高速道路では速度を意識していないと少ない傾斜の坂道でも気づかないうちに速度が落ちてきてしまい、渋滞を発生させる要因にもなります。
逆に言えば、車間を十分にとっていなければ速度を安定させることは難しくなるので車間距離があって速度の安定につながるとも言えるでしょう。
また車に酔いやすい人にとっては、速度が安定しないと体が揺れることが増え更に酔いやすくなってしまいます。
前の車との距離が詰まってしまいブレーキを踏み、追い越すためにアクセルを強く踏むなどの運転を繰り返すのは危険でもあり、乗り心地も悪くなるのでやめましょう。
適正な車間距離を保ち、一定の速度で走行できると同乗者は安心して乗れますね!



何度でも言う!安全運転が一番だよ!
速度を安定させるには何をすればいい?


どんな運転をすれば速度を安定させられるようになるのか、コツを解説します。
一定の速度を決めて走行する
一番わかりやすいのは一定の速度を決めてそれをキープして走り続けることです。
例えば100km/hが制限速度の高速道路であれば、10km/h遅い90km/hに速度を設定し走行するのをオススメします。制限速度と同じ100km/hで走行すると他の車も100km/h前後で走行しているので速度のキープを意識してても前の車との車間が詰まってきてしまうことも多いからです。
初めのうちは80km/hほどで第一車線(一番左の車線)を走行するのがいいかもしれません。



80km/h走行は100km/h走行よりも燃費もよくなるのでオススメ!
第一車線を走る場合ICの入口などで合流があるので、ICまでの距離も頭に入れながら運転しましょう!
合流についての注意点の記事はこちら↓


坂の傾斜がある道路では一定の力でアクセルを踏み続けていてもスピードは前後してしまいます。
上りの傾斜ではゆっくりとアクセルペダルを踏み込み速度メーターを確認しながら速度を保てるといいでしょう。
下り傾斜では基本的にはエンジンブレーキで対応し急激な坂道で速度が出すぎてしまう場合以外はむやみにブレーキペダルを踏まないように運転できるといいですね。
ブレーキペダルを何回も踏むと後続車が運転しづらくなります。
先行車との距離を一定にキープして走行する
安定した運転方法として先行車との車間距離を一定にキープし続ける運転も練習するといいでしょう。
走行中に目標となる車を見つけたら車間距離を十分にとって一定の距離を保ったまま走行します。
高速道路の車線境界線(車線を分けている白線の点々)は白線の部分が8m、空白部分が12mの合計20mが1セットで構成されているので白線を目安にすると車間距離を確認しやすいです。



白線を3セット分(60m)の車間距離を目安にするのがオススメだよ!
あまり車間をあけすぎても目標とした車との間にどんどん割り込まれてしまうので、状況と自分の運転しやすい車間を考えて決めるといいでしょう!
大型バスや大型トラックは比較的速度が安定して走行しているので、目標にすると車間距離をキープして走行しやすいです。
最後に
- 速度を安定させて走行するのは安全運転につながる
- 速度を安定させるには車間距離をとることが重要
- アクセルワーク、エンジンブレーキを使って速度を調節
- 目から見える情報(体感速度、周りの状況)の把握が大事
この記事の中で「わかったよ!!」と言いたくなるくらい車間距離という言葉が何回も出てきたと思います。でも何回も出すほど重要ということを理解してもらえたら嬉しいです。
僕の中で運転が上手な人は安全運転が当たり前のように出来る人です。
一定の速度をキープするにも、先行車との車間をキープするにも車間距離をしっかりとらないと安全に運転することができません。
安全に運転することは、同乗者に安心感を与えることにもつながりますので是非実践してみてください!


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