運転して目的地に着いたら必ず駐車をすることになります。
この駐車が「スムーズに決められるようになりたい!」と思う方も多いのではないでしょうか?
駐車は料理で言うところの盛り付けのようなもので、たとえそれまでの運転が上手くて安全な運転をしててもいざ駐車するのに何分もかかってしまったら
「やっぱり運転上手くないのかも」
なんて思われてしまうかもしれません。
味は良くても見た目が…ってなるとどうしても印象が少し悪くなってしまいますよね。
今回は、駐車が上手くなりたい人や運転したいけど駐車が怖くてできないなんて人にも勇気をもってもらえるように駐車のコツをご紹介していきます!
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駐車するのに大事なこと

駐車のときに大事なことは車体感覚を掴むことと空間認識することです。
車体感覚とは車の縦(長さ)と横(幅)の距離を認識する能力のことです。
運転席に座ってみた自分の感覚と車から降りてみた実際の感覚を合わせることが駐車をする上で重要になってきます。
自分の車がどれくらいの大きさか運転しているときに認識出来ていないときは、駐車をするときに何度も車から降りて左右の車や障害物との距離を確認した方がいいでしょう。
運転席から見える景色である程度車体感覚がわかるようになるまで繰り返し確認しながら練習するといいでしょう。
駐車のときに必要な空間認識とは自分の車がどのように動いているか、どれくらいのスペースなら自分の車を駐車することができるのかを瞬時に判断する能力です。
自分の車を上から見ているように立体的にイメージし実際に空いているスペースに車をどう動かせば駐車出来るのかを頭の中で想像します。
これが出来るようになると駐車するときにイメージしやすくなります。
もちろん駐車のときに限らずこれらの能力は運転においてある程度必要ですが、場合によっては狭いスペースにも車を入れる駐車にはあった方が有利と言えるでしょう。

いっぱい練習して慣れることが大事!
無理に一回で駐車しようとしないことも大事です。
それに、一回で決められたらかっこいいかもしれませんが、何分もかけてなんとか一回で入れるよりも切り替えしてでもスムーズに駐車できるほうがかっこいいと思います。
初めのうちは無理にでも一回で決めようと隣の車とギリギリでも攻める人もいますが常に幅に余裕を持って駐車できるようにしましょう!
同乗者がいる場合は後ろを確認してもらって誘導してもらうのもいいですね!
1人で駐車したいと思うかもしれませんが、それでぶつけてしまうより何倍も良いです。
まずは慣れるまでは借りれる手は借りて安全に駐車できるようにしましょう。
駐車の種類


- バック駐車
- 前向き駐車
- 縦列駐車
大きくこの3つの駐車方法に分かれると思います。
バック駐車は1番一般的な駐車方法で止めるときにも周りの確認を十分にできますし、出るときは前進なので安全確認がしやすいです。
なので1番初めにマスターすべき駐車方法と言えるでしょう。
前向き駐車は車を止めるのは簡単ですが出るときに後方の確認がしづらく、リスクが大きいことを覚えておきましょう。
縦列駐車はそもそも必要となることが滅多にありません。
縦列駐車が出来ない不安よりも先にバック駐車を簡単に出来るようにしていきましょう!
バック駐車
バック駐車はスーパーやショッピングモールの駐車場などでも行うことが多いと思います。
バック駐車をするときはまずハザードランプを点けて、周囲の車や人に駐車する意思を知らせましょう。
これだけでも周りの車や人が気づくことでスペースをあけてくれて駐車がしやすくなります。
駐車するときは駐車場所を決めたらそこに合わせて車のお尻がそのスペースに向くように斜め、できたら縦にしましょう。
駐車するスペースと平行にできるほどその後のバックで合わせやすくなります。
バックするときは車の左側はミラー、右側はミラーと目視で左右の車や障害物との距離を確認し、ゆっくりと下がります。
ハンドルは右、もしくは左にどれくらい回したかわからなくならないように注意してください。
どのハンドル位置がタイヤが真っ直ぐになるのかわからないと車を真っ直ぐにできてもバックするうちにずれてきてしまいます。
これを防ぐには、駐車するときにはハンドルを片手で操作することをオススメします。
両手でハンドルを回していると途中で手を離す必要があり、元の向きがわからなくなりやすいです。
ハンドルの上の部分を右手で持ち、右左にどれほどハンドルを回しても手を離す必要もなく最終的に右手が上に来ないとタイヤが真っ直ぐにはならないので理解しやすくなります。
是非試してみてください!
前向き駐車
前向き駐車は高速道路のパーキングエリアなどで行うことがあると思います。
やはり、後方の確認がしづらく怖い経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
なるべくならバック駐車ができる場所では前向き駐車しない方がいいと思いますが、必要となる場面もあるので注意点、コツを解説していきます。
前向き駐車は車を止めるときは前から入るだけなので注意点は少ないです。
左右の車と近くなってから曲がって駐車するのではなく、なるべく早めに左右の車と平行にすると駐車しやすくなります。
問題は前向き駐車からバックで出るときです。
前述の通り、後方の確認がしづらいのでまずはハザードランプを点けて周囲にバックすることを知らせましょう。
バックのときはバックランプも自動で点きますが、ハザードランプは点滅するので周囲が認識しやすくなります。
車の後ろはバックミラーで確認できますが、左右後方の確認は隣に車が停まっていると死角となり安全確認がしづらいのでいつでも止まれる速度でブレーキをかけながらゆっくりとバックします。
車全体が左右の車より下がったらハンドルを回し、進行方向に車を向けます。
このとき早くハンドルを回しすぎると、車の先端が左右に膨れてぶつかる可能性があるので余裕をもって下がれるようにしましょう。
縦列駐車
縦列駐車に関しては、滅多に必要となる場面がないので駐車が上手くなりたいという段階では覚えなくても不自由はないと僕は思っています。
挙げるとすれば駅のロータリーなどでの路上停車時などです。
駐車方法としては前の車と少し離れた状態で平行にして、そこからバックしながら左にハンドルをいっぱいに回します。
後ろの車の左前方が見えたらハンドルを真っ直ぐに戻しバックします。
前の車の右後方を自分の車の左前方がかわしたら右にハンドルをいっぱいに回します。
前後の車と真っ直ぐになったらハンドルを元に戻します。
と、こんな感じですが縦列駐車に関してはバック駐車に慣れてからゆっくり慣れればいいと思います。
バック駐車が慣れた頃には車体感覚も掴めてきているので縦列駐車もイメージできるようになり、難しくないと思います。
まずはバック駐車の練習をしてみましょう!
バック駐車の練習方法
駐車はどこにも行かなくても自分の車庫の中でも練習はできます。
スペースが十分に取れれば公道を運転する必要がない車庫内で練習してみましょう!
車庫が狭かったり、公道に面している場合は大きな駐車場のある公園やショッピングモールの屋上などで練習してみましょう。
もちろんこれらは自分の敷地内ではないので、周りに配慮をして十分な安全が確認出来る場合のみにするようにしてください。
周りに運転が上手い人がいれば、一緒に乗ってもらいアドバイスを受けながら練習するのが一番上達が早くなるでしょう。
まとめ
- 駐車は車体感覚を掴むことと空間を認識できるようにすることが重要
- 自分の車がどう動くかイメージすることが大事
- まずはバック駐車を練習
- 無理に一回で決めようとせず、切り替えしてでも安全に駐車すること
駐車を一回でスムーズに決められるとかっこいいかもしれません!
だからといってわざわざ狭いスペースを選んで駐車するのは違います。
一番は安全に駐車することです。
駐車するときは少し離れていても周りに車が少ない場所を選び、余裕をもって駐車できるようにしましょう。
運転が上手くなる方法をまとめた記事はこちら


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