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オートソックは使える?使えない?布製タイヤチェーンを使用した正直レビュー

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「布製タイヤチェーンって使える?」
「オートソックを選ぶメリットはなに?」

金属や樹脂製のタイヤチェーンではなく布製のタイヤチェーンを選ぶメリットはあるのか、本当に効果があるのか、気になりますよね。

布製で雪道を走行できるの?

布製タイヤチェーン「オートソック」は国土交通省が定めるチェーン規制にも対応している上に、大手自動車メーカーでも純正用品としても採用されています。

この記事では布製タイヤチェーン「オートソック」が金属・樹脂製のタイヤチェーンと比べて優れている点、反対に劣っている点についても紹介します。

実際に商品を使用した筆者の感想も含めて執筆していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事はクライアント様から商品を提供していただき作成しています。

目次

布製タイヤチェーン「オートソック」の特徴

特徴的なポイントを4つに絞って紹介します。

持ち運びしやすい

金属・樹脂製のタイヤチェーンと比べて軽い素材(布)でできているので、女性でも持ち運びしやすい設計になっています。

商品の袋を含んだ重量で約1kg

折りたたむととてもコンパクトになるので、車に入れっぱなしにしておいても場所をとらないのは大きなメリットといえるでしょう。

予想外の降雪でも車に常備しておけば心配いらない

着脱しやすい

タイヤに履かせる「靴下」とイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。

そもそもタイヤチェーンは滅多に装着する機会がないので、多くの人が作業に慣れていません。

しかし布製タイヤチェーンなら初めてでも理解しやすく、2本のタイヤへの装着もあっという間に完了します。

筆者が装着にかかった時間

締め付けたり、フックをかけたりする作業がなく、感覚的に理解しやすい作りになっています。

タイヤチェーン装着を決断するまでのハードルを下げられる

走行中も快適

タイヤの接地面を布で覆っているだけなので、雪道を走行しても快適です。

「タイヤチェーンを装着している」と言われても気づかないくらいに通常の走行と遜色なく過ごせます。

金属や樹脂製のタイヤチェーンは揺れが大きくなりやすい

経年劣化しづらい

後に説明しますが、耐久性はやや劣ります

しかし使用しなくても劣化する経年劣化はしづらく、長い年月保持していても問題なく使えます。

長期保管していると金属チェーンは錆やすく、ゴムや樹脂製の非金属チェーンは硬化して性能が落ちるリスクあり

シーズンに1回使用するかどうかの人が多いかと思いますので、経年劣化しづらいのはメリットのひとつといえるでしょう。

オートソックの耐久性・寿命

先に使用した感想からお伝えすると、布製タイヤチェーンは金属・非金属チェーンに比べて耐久性は劣ります

しかしすぐに使用できなくなるわけではありませんので安心してください。

乾いた路面で120km、雪道なら数百キロ使用可

タイヤチェーンを使用する本来の環境ではない乾いた路面でも120km使用可となっています。

AutoSockの製品をAutoSockと第三者機関がテストしたところ、布製タイヤチェーンの寿命は乾いた路面では120kmでした。一方で、雪道では数百kmの走行にも耐え得るという結果が出ています。

オートソック公式HPより引用

使用する本来の環境である雪道の走行であれば数百km使用可能なので、耐久性としては十分な性能を持っているとわかりますね。

より長く使用するには急発進、急停止をしない丁寧な運転使用後の手入れが大事

ちなみにオートソックは洗濯機で丸洗いができるので、手入れに手間がかかりません。

タイヤチェーンを装着しての走行はそもそも長距離移動には向いていなく、あくまでも緊急用として使用します。

適切な方法で使用するようにしましょう。

脱着時の力加減には注意

走行時以外にも耐久性に関わるのが脱着時です。

装着するときは気を使いすぎなくても大丈夫ですが、取り外し時は力加減に注意しましょう。

タイヤからの取り外しはオレンジの紐を手前に引っ張って外します。

そのときに力任せに引っ張りすぎてしまうと縫い目の部分が伸びてしまう恐れがあるので注意が必要です。

↑赤矢印の部分が伸びないように注意

布製タイヤチェーンと金属・非金属チェーンの比較

布製タイヤチェーンと金属・非金属(樹脂製・ゴム製)のタイヤチェーンの比較をまとめてみました。

素材金属非金属
重量軽い重い素材による
金額1万前後5,000円前後5,000円〜2,5000円
耐久性
制動距離
装着しやすさ

表で見ると耐久性の項目に関しては金属・非金属チェーンに軍配が上がるとわかります。

対して重量が軽かったり、装着しやすいなど扱いやすさはトップ。

すでに金属・非金属タイヤチェーンを所持している人は以下のような経験がありませんか?

予想以上に雪が降ってきたけどチェーン付けるのは面倒くさいなぁ…。道を選べばノーマルタイヤでも大丈夫かな!

近くの病院まで行きたいけど雪が積もっているしやめておこうかな。タイヤチェーン付けるにも時間かかるし。

これまでネックとなっていたのはチェーンを持っていても、付ける(装着する)と決断するまでのハードルが高く、結局付けない選択をすることです。

運転をやめるのは正しい判断ですが、「面倒だからノーマルタイヤで行っちゃおう!」は絶対に避けなければならない選択です。

布製タイヤチェーンであれば車に常備しやすく、時間をかけずに装着できます。

【写真多数あり】実際に装着してみた

布製タイヤチェーン「オートソック」の特徴を理解したところで、実際に装着してみた筆者の記録を書いていきます。

装着車両:トヨタ「ヴォクシー」
タイヤサイズ:205/55R17

※ヴォクシーはFRの為、前輪タイヤ2本に装着

オートソックの内容品

ヴォクシーに対応する商品はオートソックの「645」

内容品は

  • タイヤチェーン×2つ
  • 取扱説明書
  • ビニール手袋

これ以外に必要なものはありません。

正直「このビニール手袋使うか?」と思ったので筆者は軍手で作業しました。

後に後悔する出来事があるとは知らず…

約4分で装着

装着自体はとっても簡単。

まずタイヤ上半分にオートソックを被せます。

このときしっかりと裏側にゴムが回るように装着。

反対のタイヤも同じように装着します。

2本のタイヤの上半分に被せたら前進or後進してタイヤを半周動かします。

運転席の窓を開けて前輪の様子をみながら動かすとわかりやすいです

先程被せていない下半分(写真では上半分)の部分にもオートソックを被せます。

ややいびつな形になっても大丈夫。

オートソックは自動的にセンターに合うように作られているので、走行中に自然に中心に収まります。

心配な人は20〜30mほど車を動かしてセンターに合っているか確認するといいでしょう

両方のタイヤを同じように装着し、ここまでにかかった時間は3分45秒。

口コミどおりに簡単に取り付けられました。

取り付けを終えて気づいたことがひとつ。

袖がめっちゃ汚れる。

付属していたビニール手袋が異様に長く作られていたのはこのためか!と今更気づく…。

タイヤとフェンダーの間に腕を入れ込む必要があるので、間が狭い車ほど汚れは避けられません

今回は乾燥路での装着でしたので軽く洗えば落ちる汚れで済みましたが、本来装着する雪道では「必ず付属のビニール手袋をつけよう!」と気づかされたのでありました…。

取り外しはあっという間

装着以上に取り外しは簡単です。

オレンジの紐部分を手前に引っ張ります。

灰色の細い紐は引っ張ると取れてしまいそうなので、オレンジの紐だけを引っ張るのが吉。

引っ張ってもタイヤの裏側に回っているゴムが引っかかっている場合は、直接ゴムの部分を持ち上げながらオレンジの紐を引っ張ると手前に引き出しやすくなります。

ゴムが外れれば一気にタイヤから取り外せます。

あとは前進してタイヤと地面の接地面に挟まっている部分を取り外せば終了。

取り外しは約2分で作業完了!

降雪時はなるべく外で動きたくないですし、簡単な作業はとても嬉しいポイントです。

雪道を走行してみた

実際に雪道を走行するために福島県まで移動して体感してみました!

路面状況:凍結路

※車を止めて撮影

運転していてもチェーンを付けている不快な感覚はなく、乗り心地は快適です。

金属チェーンのように騒音が聞こえないのもメリットのひとつといえますね。

肝心の走行性能ですが、すでに履いていたスタッドレスタイヤと同等のグリップ力と感じました。

同じ道をシーズン1年目のスタッドレスタイヤでも走行しています

スタッドレスタイヤと同等と聞くとチェーンの意味があるの?と思われるかもしれませんが、ほぼ新品のスタッドレスタイヤと同等であれば性能として問題ないと考えます。

緊急時にノーマルタイヤに装着して走行するには十分といえるでしょう。

オートソックは使える!こんな人におすすめ!

記事のタイトルにもなっているオートソックは「使えるのか?」「使えないのか?」についてですが、”使える”といえます。

なによりの理由は取り付けが簡単で重量も軽いので扱いやすく、装着までのハードルを下げられるからです。

実際に走行してグリップ力も確認できたので筆者も今後重宝します

これまでに紹介したオートソックの特徴から以下のような人におすすめします。

日常的に雪道を走行する機会がない

都心に在住していたり、日常的に降雪のない地域に住んでいる人には一つ常備しておいてほしい商品です。

日常的に降雪がなくても急な降雪はどこでもありえます。

東京でも年に数回の降雪は現在もある

そんな急な事態に備えるためにも緊急用として常備しておくといいでしょう。

オートソックであれば滅多に使用していなくても、いざというときに時間をかけずに装着できます。

スタッドレスタイヤの保険に

「冬はスタッドレスタイヤを毎シーズン履いている」

スタッドレスタイヤを履いていても保険として有効です。

ただし北海道や東北などの豪雪地帯ではよりグリップ力の高い金属・非金属チェーンを推奨します

スタッドレスタイヤは通常3〜5シーズンほど使用できますが、溝がなくなってくると少し心配になりますよね。

買い替え前の判断が難しい時期の保険としてオートソックを常備しておくといいでしょう。

筆者もシーズンになるとスタッドレスタイヤを常に履いていますが、オートソックは車に積んでおいてます

タイヤチェーンの買い替えを検討中

すでに金属・非金属タイヤチェーンを持っていて買い替えを検討中の人はこの記事でも紹介した特徴を理解して買い替えを検討しましょう。

すでに今持っているタイヤチェーンの装着に慣れていれば買い替えの必要はないと考えますが

  • 一度も使用しないまま経年劣化してしまった
  • 装着が面倒で結局ほぼ使わない

そんな人は布製タイヤチェーンの導入を考えてみてもいいでしょう。

▼チェーンを装着してスキー場に行くなら以下の記事も読んでみてくださいね。

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