飛騨高山に行く選択肢として
- 新幹線・特急を乗り継ぎ
- 高速バス
- 車
この3つが考えられますが今回は車で行こうとしてる人にむけて記事を書いています。
「車で行ったらどれくらいかかるんだろう?」
「どんなルートを通って行けばいいのかな?」
と悩むこともあるのではないでしょうか?
東京から飛騨高山へ車で行く場合は
中央道経由で4時間半〜5時間で行けます。
片道の交通費は10000円前後を目安にするといいでしょう。
岐阜県は縦に長く、目的地の地域により行き方が変わるので今回は行き先を飛騨高山に絞って紹介していきますね。
車で行くメリットも解説していくよー!
スポンサーリンク
東京〜飛騨高山のルートは?
まずは地図でざっくり確認していきましょう。
推奨するルートは中央道高井戸ICから長野道松本ICまで高速道路を走り、国道158号線を通るルートです。
飛騨高山に向かうときはこのルートが最短距離となり、302kmの道のりで約4時間半かかりますね。
それでは詳しい道順を見ていきましょう。
中央道高井戸ICを出発
松本ICまで基本的には道なりですが、迷いやすい分岐のポイントだけ解説します。
1〜3は本線を走っていればそのまま松本IC方面に進むことができるので間違えることは少ないかと思います。
注意するのは4の岡谷JCTです。
中央道から長野道に変わるので分岐で側道に逸れる必要があります。
画像の通り、長野道方面へ左に逸れることを忘れないようにしてください。
Googleストリートビューを回すとわかりますが、右側に諏訪湖が広がっているので景色に気を取られて看板を見落とすことがあるかもしれません。
(僕も初めて通ったときは諏訪湖に意識を奪われそうになりました・・・)
岡谷JCTさえクリアできればあとは松本ICまで道なりです!
長野道松本IC出口から国道158号線へ
松本ICからは国道158号線をずーっと走れば高山市内に到着できます。
国道158号線は景色が良い場所が多いので気になったところに立ち寄りながらドライブするのもいいかもしれませんね。
ひとつ注意点としては、途中に安房峠道路という名称の有料道路を通ります。
何も知らずに料金所を見ると
「え、お金かかるの!?」
と思ってしまうかもしれませんので説明しますね。
旧道に迂回すると高速出口の平湯ICまで狭い峠道を30分以上を運転することになるので素直に高速道路を利用することを強くおすすめします。
パッと見ると高速道路の入口とわかりづらいですね。
安房峠道路なら約6分、料金は790円
※また、旧道は時期により通行止めになります。
車で行く場合のかかる費用
先に目安をお伝えすると新幹線・特急より安く、高速バスよりも高い金額となります。
ただ複数人で相乗りすれば車が1番安くなる可能性がありますね。
高速料金
中央道高井戸IC〜長野道松本IC・・・4990円
安房峠道路 中ノ湯IC〜平湯IC・・・790円
合計・・・5780円
※普通車のETC通常料金で計算しています。
休日であればETC休日割引が適用されるので4200円となります。
ETC休日割引
普通車・軽自動車等限定で、地方部の高速道路が30%割引になります。
土日・祝日のお出かけがお得になる割引制度です。
NEXCO東日本・ドラぷらより引用
ガソリン代
東京から飛騨高山までを約300kmとして計算します。
300km÷10km/L=30L
30L×¥150=4500円
ガソリン代・・・4500円
※燃費10km/L・ガソリン料金150円/Lで計算しています。
基本的に高速道路は燃費が良くなりますが、このルートは山道が多いので燃費が悪くなりやすいです。
もちろん車種や運転の仕方によって燃費は前後するので例として参考にしてみてください。
高速料金とガソリン代を合計すると
約9000円ほどになります。
多めに見積もって10000円としても4人で行けば1人あたり2500円の負担に抑えられますね。
これは新幹線はもちろん、高速バスよりも安い金額といえるでしょう。
交通費を安く抑えられるのは車で行くメリットのひとつになります!
中央道経由以外に新東名高速経由の選択肢も
中央道を利用せずに新東名高速経由でも行くことはできます。
しかし岐阜県の北部が目的地の場合は距離が長くなりすぎてしまい、あまりおすすめできません。
簡単にルートを説明すると
東京IC〜新東名高速〜東海環状道〜東海北陸道〜飛騨清見IC出口
飛騨清見IC出口から一般道158号線で高山市内へ
距離として470km、時間にすると約6時間かかります。
距離に対して時間が1時間ほどしか変わらないのは、高速道路の移動距離が長いので速度が出せることが大きいですね。
新東名高速経由の良い点は道が真っ直ぐで走りやすいことが1番ではないでしょうか。
山道運転に自信がない人は新東名経由を選択肢に入れていいかも!
高速料金はETC通常料金で10400円。休日割引を利用すると7580円となります。
ガソリン代は約4700円
(高速で燃費が良くなるので15km/Lで計算)
合計すると約12000円となり、中央道経由との差額は3000円ほどでしょうか。
時間も料金も中央道経由に軍配があがるとしたら素直に最短距離で中央道経由の行き方で良いのではと思います。
中央道経由を選ぶメリットと注意点
中央道経由ルートを選ぶメリットは複数ありますが、注意点もいくつかあります。
それぞれ順番に解説していきますね。
中央道経由のメリット
- 景色を楽しめる
- 山道で運転に飽きない
- 国道158号線を走行できる
- 寄り道スポットが豊富
景色を楽しめる
既に少し触れましたが、景色を楽しめることは大きなメリットです。
国道158号線は川と平行して道路が続いている区間も長く、気持ち良いドライブができますよ。
中央道にも景色が良いスポットがあります。
- 八ヶ岳PA
- 諏訪湖SA
パーキングエリアでは、この2箇所が個人的におすすめスポットです。
雄大な山、青々とした湖が目の前に広がっていますよ。
山道で運転に飽きない
運転が好き、苦ではない人にとっては真っ直ぐ続いた道よりも山道のほうが運転していて「楽しい」と感じることがあるのではないでしょうか。
上述した通り景色が良い道路なので飽きることなく楽しめます。
国道158号線を走行できる
東京方面からは岐阜県が目的地にならないと国道158号線を利用する機会がほとんどありません。
愛知県や富山県に行くのは高速道路を利用したほうが行きやすいですからね・・・
せっかく飛騨高山に車で行くのであればその途中の道路も堪能してみてほしいです!
寄り道スポットが豊富
予定では飛騨高山に直行する計画を立てて運転していても
「湖あるよ!ちょっと寄っていこう!」
「お蕎麦屋さんがいっぱいあるね!ご飯食べていく?」
「道の駅でお土産買っていこー!」
とそそられるスポットがいくつもあります。
道中も自由に楽しめるのが車旅のいいところ!
時間配分が崩れないよう事前に観光スポットを調べておくことをおすすめします。
スポンサーリンク
中央道経由ルートの注意点
- 渋滞ポイントの確認
- 冬は雪が積もる
- 運転に体力を使う
渋滞するポイント
朝の時間帯は中央道高井戸IC〜相模湖IC間が渋滞する可能性が高いです。
特に土曜日の朝は毎週のように渋滞しているので出発する時間を計算しておくことが必要になります。
渋滞に巻き込まれずに行きたい場合は遅くても5時には高井戸ICを通過するといいでしょう。
あらかじめNEXCO中日本のサイトで渋滞予測を確認しよう!
NEXCO中日本渋滞予測カレンダーで確認してみてください。
中央道だけでなく国道158号線も渋滞することがあります。
行楽シーズンでは国道158号線の途中にある上高地に向かう車が増えて渋滞することがあり注意です。
高井戸ICを5時に通過するような時間帯なら渋滞する可能性は低いので早めに出ることをおすすめします。
冬は雪が積もる
国道沿いにスキー場もあるような道なので冬になると雪が積もります。
雪道の運転に慣れていない人は中央道経由ルートを避けたほうがいいでしょう。
冬でも国道158号線を走行したい場合は道路の積雪状況を確認して判断するようにしてくださいね。
道路状況は国土交通省のライブカメラで確認できます。
運転に体力を使う
山道で運転に飽きないことがメリットと紹介しましたが、直線を走行するより体力の消耗は激しいので注意が必要です。
高速道路でも坂道が多く速度を維持するのに集中力を使います。
ただでさえ5時間はかかる行程なので前日はしっかり休養をとって運転するようにしましょう。
時間に余裕をもって休憩しながらドライブしよう!
飛騨高山に車で行くメリット
- 観光スポットを回りやすい
- 向かう道中も楽しめる
- グループで行くと交通費が最安
観光スポットを回りやすい
飛騨高山に旅行で行ったら少し足を伸ばして「世界遺産白川郷」に行く人も多いのではないでしょうか?
高山駅からバスで行くこともできますが車で行けたほうが時間を気にせずに行動できます。
白川郷以外にも
- 飛騨高山の古い町並み
- 下呂温泉
- モネの池
など岐阜県には観光スポットが何ヶ所もあります。
そのひとつひとつが離れた場所に点在していて車がないと回りきることはできません。
「いろんな観光地に行ってみたい!」
と考えている人には車が移動手段の第一候補にあがるのでは?と思います。
向かう道中も楽しめる
新幹線や高速バスで行くと休憩以外ノンストップで目的地に向かうことになります。
その点、車だと自分たちの気持ち次第でどこにでも寄り道することができますよね。
中央道経由ルートは寄り道できるスポットも多いので是非道中を楽しみながら旅を楽しんでほしいです。
気分で寄り道するのも車旅の醍醐味!
また車移動なら車内でいくら叫んでも迷惑になりません。
歌って楽しくドライブもいいですよね!
グループで行くと交通費が最安
車で行く場合のかかる費用で説明した通り、複数人で行くと比較的安い高速バスよりもお得に旅行できます。
1人当たりの交通費が安くなる分、飛騨高山で美味しい飛騨牛なんかも食べられちゃいます。
グループで運転手ひとりで行く場合は運転手の人に気を使ってあげてくださいね。
まとめ
東京から飛騨高山まで車で5時間と聞くと運転大変そうだなと感じる人は多いとかもしれません。
しかしどこにも寄らずに運転すると長く感じますが、寄り道をしながら向かうことで思ったより近くに感じられると思いますよ。
このルートは寄り道スポットもたくさんあるのであらかじめスケジュールをしっかり立てて行動しましょう。
僕が飛騨高山に行ったときは飛騨牛のにぎり寿しを食べて疲れが吹き飛びました。
また今回は中央道経由のルートをおすすめしましたが
- 行きは中央道経由で寄り道をしながら
- 帰りは新東名経由で運転を楽に
と行き帰りでルートを別にすることで同じ道を通らずにドライブすることもできます。
自分にあったルートを選択して楽しい旅行にしてくださいね。
ちなみに岐阜には日本一高いバンジーの「岐阜バンジー」があります。
“日本一”って聞くと気になる!という人はチェックしてみてください。
バンジージャンプについては以下のサイトが参考になりました。
コメント