安く借りられるレンタカーを探す→click

羽田と成田はどっちが安い?航空券や空港までのアクセスの料金を比較

当ページのリンクには広告が含まれています。

羽田空港と成田空港、どっちが安いんだろう?

日本国内で1位2位の利用者数を誇る羽田空港成田空港

首都圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)にお住まいの方は、どちらを利用するか迷いますよね。

少しでも安いほうが嬉しい…

先に結論をいうと

航空券が安いのは成田空港です

しかし空港までのアクセスのしやすさは羽田空港に分があり、空港までのアクセスにかかる料金を含めるとその差は少なくなります。

羽田空港と成田空港の特徴比較表

比較項目羽田空港成田空港
料金高い安い
アクセス都心から近い都心からはやや遠い
便数多い少ない
空港内移動しやすい第3ターミナルが遠い
特徴FSC・MCCメイン
全国各地に運行
国内はLCCがメイン
国際線が充実
羽田空港と成田空港だけで比較した表

この記事では「実際に航空券の金額にはどれくらいの差があるのか」や「アクセスにかかる費用はいくらか」を解説しています。

他に多少のデメリットがあってもなるべく費用を抑えたい

そんな人にぴったりの内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

ちなみに航空券の料金を比較するなら航空券比較サイトが便利です。

航空券比較サイトならNAVITIME Travel(ナビタイムトラベル)

設定した条件で最安の航空券を簡単に見つけられますのでチェックしてみてくださいね。

▼東京(羽田・成田)から沖縄に行くならこちらの記事もチェック!

目次

航空券は成田のほうが安い

羽田空港よりも成田空港からの便のほうが安い傾向にあります。

その理由は羽田空港はFSC・MCCがメイン、成田空港はLCCがメインで運行しているからです。

FSC・MCC・LCCについて

FSC(Full Service Carrier)フルサービスキャリア
→ JAL / ANA

MCC(Middle Cost Carrier)ミドルコストキャリア
→ スカイマーク / ソラシドエア / スターフライヤー / エア・ドゥなど

LCC(Low Cost Carrier)ローコストキャリア
→ ピーチ / ジェットスター / スプリングジャパン

実際にはセールや特別割引で羽田空港のほうが安くなる場合も稀にありますが、「羽田空港<成田空港」と考えて間違いないでしょう。

料金相場

FSC < MCC < LCC
高い  →  安い

成田空港に就航しているLCCは予約する時期が早いほどお得になる「早割」は基本的にはありませんが、いつ予約しても格安なのが大きな魅力です。

対してJALやANA、スカイマークなどのMCCは早割があるので、予約する時期が早いほどお得に購入できますが、搭乗日が近づくほど金額は上がります。

そのため予約日から搭乗日までが近いほど羽田と成田の料金の差は広がります

では実際にどれくらいの差があるのか、気になりますよね。

利用者数の多い「羽田・成田から那覇」と「羽田・成田から新千歳」までの料金を比較してみましょう。

羽田・成田から那覇までの料金比較

それぞれの料金を比較してみます。

航空券の金額は常に変動しているので、あくまでも参考として見てみてくださいね

予約日(料金を確認した日)の2023年10月9日時点の料金
比較サイト:NAVITIME Travel参照

羽田空港・成田空港から那覇空港までの往復料金

日程により料金設定が異なるので、4つの日程で比較してみます。

日程羽田〜那覇成田〜那覇
 2024 / 1/9〜1/11
(往路)平日〜(復路)平日
18,620円 / 人〜15,440円 / 人〜
 2024 / 1/6〜1/8
(往路)土曜〜(復路)祝日
28,930円 / 人〜24,640円 / 人〜
 2024 / 1/12〜1/14
(往路)平日〜(復路)日曜
19,820円 / 人〜16,940円 / 人〜
 2024 / 1/1〜1/3
(年末年始)
45,030円 / 人〜41,640円 / 人〜

羽田と成田の差額は約3,435円

それぞれの日程から差額を算出すると以下のようになります。

日程羽田と成田の差額
 2024 / 1/9〜1/11
(往路)平日〜(復路)平日
3,180円
 2024 / 1/6〜1/8
(往路)土曜〜(復路)祝日
4,290円
 2024 / 1/12〜1/14
(往路)平日〜(復路)日曜
2,880円
 2024 / 1/1〜1/3
(年末年始)
3,390円
 平均3,435円

平均すると成田空港のほうが3,435円分、航空券を安く買えるとわかりますね。

予約日から搭乗日までの期間が短ければさらに金額差は大きくなる

時期にもよりますが3,000円〜10,000円ほど成田空港のほうが安い!

羽田・成田から新千歳までの料金比較

続けて新千歳空港までの料金も比較してみましょう。

条件は下記の通りで同じです。

予約日(料金を確認した日)の2023年10月9日時点の料金
比較サイト:NAVITIME Travel参照

羽田・成田から新千歳空港までの往復料金

日程羽田〜新千歳成田〜新千歳
 2024 / 1/9〜1/11
(往路)平日〜(復路)平日
19,680円 / 人〜14,140円 / 人〜
 2024 / 1/6〜1/8
(往路)土曜〜(復路)祝日
27,010円 / 人〜24,380円 / 人〜
 2024 / 1/12〜1/14
(往路)平日〜(復路)日曜
20,480円 / 人〜17,300円 / 人〜
 2024 / 1/1〜1/3
(年末年始)
41,300円 / 人〜29,330円 / 人〜

羽田と成田の差額は約5,830円

同じように差額を算出すると以下のようになります。

日程羽田と成田の差額
 2024 / 1/9〜1/11
(往路)平日〜(復路)平日
5,540円
 2024 / 1/6〜1/8
(往路)土曜〜(復路)祝日
2,630円
 2024 / 1/12〜1/14
(往路)平日〜(復路)日曜
3,180円
 2024 / 1/1〜1/3
(年末年始)
11,970円
 平均5830

差額を平均すると5,830円分、成田空港のほうが安いとわかりますね。

年末年始の料金に大きな差がある結果に

今回は4つの日程だけでの比較でしたが、それでも1万円以上安く買える日程も見つかりました。

航空券の料金は固定ではなく、常に変動しているので予約する(調べる)日の最安を見つけるには、航空券比較サイトを利用してみてくださいね。

空港までのアクセスにかかる交通費で比較

航空券が安く買えても、空港までの交通費が高かったらトータルで損するかもしれません。

そうならないためにもそれぞれの空港までの交通費を調べておきましょう。

今回は東京駅出発の交通費を例にして料金を紹介します

他の移動手段としてタクシーも考えられますが、あきらかに高いのでこの記事では扱ってません

バス

東京駅から羽田空港・成田空港ともに直通バスが運行しています。

羽田空港成田空港
料金1,000円1,300円
所要時間40分〜55分62分〜70分

交通状況により所要時間は前後します

距離としては成田空港のほうが遠いですが、意外と料金は変わらないことに驚きませんか?

時間がかかるデメリットはあるものの、安く行くという点においては移動手段にバスを選ぶのは「あり」ではないでしょうか。

運行しているバス会社

東京駅から羽田空港間

京浜急行バスリムジンバス

東京駅から成田空港間

エアポートバス東京・成田リムジンバス

東京駅以外にも発着場所はありますので、各公式サイトから確認してみてください。

電車

それぞれ第1ターミナルまでの電車賃で比較してみます。

羽田空港成田空港
料金659円1,342円
所要時間約32分約1時間30分

バス以上に料金・所要時間ともに差が開きましたね。

最寄り駅にもよりますが、電車でのアクセスは羽田空港に大きな分があります。

「京成上野駅⇔成田空港」を運行しているスカイライナーを利用すれば1時間ちょっとで移動できますが、料金は3,000円弱必要になります

まずは高速道路料金を比較してみます。

羽田空港
(京橋IC~空港中央)
成田空港
(宝町IC〜新空港IC)
料金650円2,300円
所要時間約20分約50分

実際には渋滞を考慮しなければいけませんが、目安としては表の通りです。

成田空港までの高速料金が羽田空港までの3倍以上の結果に

往復で考えると航空券が安く買えてもメリットが薄いと考えられますね。

続いて駐車場料金をみていきましょう。

羽田空港の駐車料金例

時間料金
入場から30分以内出場無料
入場から30分毎150円
入場から24時間(最大/日)1,530円~2,140円
羽田空港公式サイトより引用

※各駐車場により料金設定は多少異なります

成田空港の駐車料金例

時間P-1、P-2、
貨物地区駐車場料金
P-3、P-5駐車場料金
3.5時間まで260円/30分210円/30分
3.5時間超〜24時間2,100円(定額)1,570円(定額)
24時間超〜120時間
(1日目超〜5日目)
260円/30分
(24時間毎の上限2,100円)
210円/30分
(24時間毎の上限1,570円)
120時間超〜
(6日目超〜)
120時間までの料金10,500円

530円/24時間
120時間までの料金7,850円

530円/24時間
成田空港公式サイトより引用

わかりやすく1日の最大料金で比べると

羽田空港成田空港
最大料金(1日)1,530円〜2,140円1,570円〜2,100円

駐車料金に関しては、それぞれの空港に大きな差はないとわかります。

航空券と空港までの交通費を合わせた金額で考えてみよう

この記事では例として東京駅からの交通費で比較してみましたが、実際の出発地点は人それぞれです。

空港までの交通費は時期による変化はないので、自宅からの料金を調べてみてください。

対して航空券は比較サイトを利用しましょう。

航空券の料金は比較サイトで検索

常に料金が変動している航空券を安く見つけるなら、比較サイトを利用するのがおすすめです。

航空券比較サイトは設定した条件(発着空港・日程・人数など)の最安プランを簡単に見つけられる!

いくつかある比較サイトの中でもNAVITIME Travel(ナビタイムトラベル)が見やすく、使いやすいので筆者も利用しています。

JALやANAのような大手航空会社からピーチやジェットスターなどのLCCまで幅広く提携していて、差額を調べるにはぴったりです。

検索窓で東京(羽田・成田)を選択できて、各空港の比較もしやすい!

取扱料金も安めなので、まずは調べてみてくださいね。

計算したらコスパで考えてみる

計算してみた結果、航空券は成田空港のほうが3,000円安く、交通費は成田空港のほうが1,000円高かったとします。

その場合羽田空港を利用するより安くなる金額は2,000円になりますよね。

この2,000円という金額で

「1人あたり2,000円なら4人で8,000円も安くできる!」

と考える人もいれば

「2,000円安くなるだけならアクセスしやすい羽田空港にしようかなあ」

と考える人もいると思います。

これについてはどちらが正解などはありません。

自分にとって「コスパいい!」と思えるほうを選びましょう。

次に紹介する「料金以外の違い」についても確認してコスパを考えてみよう!

羽田空港と成田空港の違い

少しでも安く!

それだけで考えてしまうと、後悔してしまうかもしれません。

料金以外に

  • アクセスのしやすさ
  • 便数やフライト時間
  • 就航している航空会社

なども加味して決めましょう。

比較項目羽田空港成田空港
料金高い安い
アクセス都心から近い都心からはやや遠い
便数多い少ない
空港内移動しやすい第3ターミナルが遠い
特徴FSC・MCCのみ
全国各地に運行
国内はLCCがメイン
国際線が充実
羽田空港と成田空港だけで比較した表

アクセスのしやすさ

空港までのアクセスのしやすさは、先程紹介したとおり羽田空港のほうが行きやすいです。

都心から近くバスや電車、タクシーなど様々な移動手段でアクセス可!

また空港内の移動についても羽田空港のほうが便利といえるでしょう。

成田空港はLCC(ジェットスター・スプリングジャパン)の出発ゲートがある第3ターミナルが、やや離れた場所にあり移動に時間がかかります。

「安い航空券=LCCに乗る」なので移動時間には気をつけましょう。

夏の暑い時期や荷物が多いときは、多少料金が高くなっても羽田空港のほうがいいかも?

便数やフライト時間

国内線フライトの便数は羽田空港のほうが多く、成田空港のほうが少ないです。

羽田空港成田空港
1日の国内線発着回数(平均)約1,000回約140回
引用元:国土交通省HP成田空港運用状況

成田空港は国際線がメイン(国際線は1日の発着回数平均325回)

これだけ便数も異なるので、都合の良い時間を選びやすいのは羽田空港といえるでしょう。

  • 成田空港13時発の便
  • 羽田空港8時発の便

※上の例の場合、同じ日に出発でも羽田空港のほうが5時間多く目的地に滞在できる

お金と同じくらい時間も大切です。もしろ時間のほうが大事と言っていいくらいですね。

自分でどれくらいの金額までなら許容できるのか、何が大切なのか、あらためて考えてみましょう。

就航している航空会社の特徴

羽田空港成田空港
国内線の航空会社FSC・MCCのみLCCがメイン
FSC・MCC・LCCについて

FSC(Full Service Carrier)フルサービスキャリア
→ JAL / ANA

MCC(Middle Cost Carrier)ミドルコストキャリア
→ スカイマーク / ソラシドエア / スターフライヤー / エア・ドゥなど

LCC(Low Cost Carrier)ローコストキャリア
→ ピーチ / ジェットスター / スプリングジャパン

成田空港の航空券が安いのはLCCがメインだからです。

「メイン」なだけでJALやANAの国内線も一部あり。
(反対に羽田空港の国内線はLCCがありません)

LCCは格安で搭乗できるかわりに、座席シートや預け荷物などに制限があります。

FSC・MCCLCC
預け荷物無料
座席指定無料
座席幅広め
機内サービス充実
預け荷物有料
座席指定有料
座席幅狭い
機内サービス少(有料)

LCCは様々なサービスを制限することで、格安な料金を実現しています。

航空券の安さにはそれなりの理由がありますので、特徴をふまえて選ぶといいでしょう。

▼航空券とあわせてレンタカーも探している人はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次